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  バッテリー上がりはどうして起きるのか
エンジンがかかっているにもかかわらずバッテリー上がりが原因で、エンジン停止や始動不良を起こすなど、ユーザーにとっては考えられないことが現実に起こっています。
(1)バッテリートラブルとは…
市場で発生するバッテリートラブルは、ロードサービスの出動回数を見ても年々増加の一途をたどっている。

夏場、外気温の上昇にともなうエンジンルーム内の高温化、電気負荷(エアコン等)の増大により、冬場より夏場のバッテリートラブルが増加傾向を示しています。

●市場でのバッテリーによるトラブルについて、その要因を調査してみると、次の通りになります。
項目 現象・要因 構成比 現象・要因の解説
使用可 全く異常なし 約12% バッテリー回収時にそのままで十分エンジンがかかる状態のもの
単なる放電 約46% エンジンはかからなくなったが、充電をすればまだ使える状態のもの
過放電 約16% 長時間にわたり車を放置したとか、ヘッドライトの消し忘れなどによる容量の低下
使用不可
過充電 約11% レギュレーター重圧が高すぎる、バッテリー液温が高過ぎるなどによる容量劣化
保守不良 約6% バッテリーの液枯れ、過補水など
その他 約9% 寿命、破損など
(2)オルタネータの出力特性について
●渋滞などによりエンジン回転数が落ちると、発電量は少なくなる。

(3)アイドリング中にバッテリーは充電されているか。
●発電量は少ない時に電気負荷を使い過ぎると、エンジンはかかっていても、バッテリー上がりは起こりうる。

発電量  <  電気負荷:バッテリーが上がる場合がある。

(600回転)

 

発電量  >  電気負荷:バッテリーは起きない。

(1500回転)       (ヘッドライト・エアコン等)

(4)アイドリング中にバッテリー上がりをなくすには、どうすればよいか。
●アイドリング中はできるだけ電気負荷を減らし、バッテリーの放電電流を少なくする。
●バッテリーを容量の大きい物にパワーアップし、余裕を持たせる。
(5)エンジン・キーをオフにしたらバッテリー上がりは起きないのか。

●エンジン・キーをオフにしておいても自動車には、時計や電子回路に常時流れている微量の電流(暗電流)がある。長時間放置するとこの微量の電流によりバッテリーが過放電してしまう場合もある。

(例:モータープール車両在庫・ディラー展示者・中古車・長期出張など)