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  バッテリーの働き 
@放電

バッテリーから電気的エネルギーを取り出すことを放電といい、反対に外部の電源から電気的エネルギーを加えて、元の状態に回復させることを充電といいます。

バッテリーを放電すると(例えばヘッドライトを点灯した場合)バッテリー液中の硫酸は陽極板、陰極板の活物質と反応して、硫酸鉛と呼ばれる化合物を生成します。したがって、放電が進むにつれて、硫酸の消費量が増加しバッテリー液中の硫酸分が少なくなり、濃度が低くなります。消費される硫酸の量はバッテリーから取り出された電気量に正比例します。

硫酸が極板の活物質と反応して消費されるとバッテリー電圧が降下して、電流を取り出すことができなくなります。

このように放電するにつれて、バッテリー液濃度が降下していく現象を利用して、比重計を使用することにより、その指示値からバッテリー液中に残っている硫酸分が読み取れ、さらにバッテリー中に残存する電気量を指定することができます。

A充電

放電したバッテリーに外部の電源から、電流を送り込むと、陽極版、陰極板の硫酸鉛が分解されて、硫酸は極板を離れてバッテリー液中に戻り、元の濃度になります。同時に極板の活物質も本の状態に戻り、再び電流を取り出すことができるようになります。充電が進んでバッテリーが完全充電状態に近づくと、陰極板から水素ガス、陽極板から酸素ガスが発生します。これらのガスは爆発性を有するので、バッテリーに火気を近づけたり、ショートやスパークをさせないで下さい。